スポーツウェアおよびアスレジャー系ファッションブランドのまとめ。
※「アスレジャー」とは、アスレチック(運動競技)とレジャー(余暇)を組み合わせた造語。(athletic + leisure = athleisure)
フィットネスクラブやヨガスタジオでトレーニングの際に着用するような運動着を中心に構築されたファッションスタイルを指す。2000年の初めにヨガブランドである「ルルレモン」が発信したスタイルが原点と言われている。
- スポーティ・アスレジャー系ファッション【その1】
- adidas(アディダス)
- asics(アシックス)
- ASICS TIGER(アシックスタイガー)
- Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
- ATHLETA(アスレタ)
- BROOKS(ブルックス)
- Babolat(バボラ)
- BURTON(バートン)
- Champion(チャンピオン)
- Columbia(コロンビア)
- Callaway Apparel(キャロウェイ アパレル)
- CANTERBURY(カンタベリー)
- DalPonte(ダウポンチ)
- DIADORA(ディアドラ)
- DESCENTE(デサント)
- FILA(フィラ)
- GRAMICCI(グラミチ)
- gol.(ゴル)
- HEAD(ヘッド)
- Hurley(ハーレー)
- HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
- hummel(ヒュンメル)
- Kappa(カッパ)
- Kaepa(ケイパ)
- KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)
- LOST(ロスト)
- LOTTO(ロット)
- LACOSTE(ラコステ)
- LOGOS(ロゴス)
- le coq sportif(ルコックスポルティフ)
スポーティ・アスレジャー系ファッション【その1】
adidas(アディダス)
アディダス(adidas)はドイツのスポーツブランド。1948年にルドルフとアドルフの兄弟間の意見対立により靴製造会社「 ダスラー兄弟商会」(アドルフが生産・ルドルフが販売を担当)を解消、弟アドルフはアディダス社を設立した。 兄ルドルフは、RUDA社を設立し、翌1949年にプーマ(puma)社となった。スポーツメーカー界の2つのビッグブランドは、この兄弟から生まれた。
「アディダス」の由来は、アディアダス創業者アドルフ・ダスラーの愛称「アディ」と姓の「ダスラー」を繋げたものである。
asics(アシックス)
「アシックス」は、日本の大手総合スポーツ用品メーカー。鬼塚喜八郎が1949年に神戸で創業した鬼塚商会が起源。1977年、複数社と合併したことで、社名が現在の株式会社アシックスとなった。「アシックス」に社名・商標を変更する以前のブランドである「オニツカタイガー」は、レトロな雰囲気からファッションアイテムとしての人気を呼び、現在では再び一般向けシューズのブランドとして復刻し、製造販売されている。また、1980年代から1990年頃にかけてスポーツシューズの代名詞として人気を集めた「アシックスタイガー」も2015年に復活し、当時のフォルムを踏襲しつつ、独自の素材使いやカラーリング、アメリカンストリートファッションの要素を取り入れるなど、新しいブランドとして生まれ変わった。
ASICS TIGER(アシックスタイガー)
1980年代から1990年頃に人気を集めた各競技用のシューズにファッション的な観点からアレンジを加え、新生「アシックスタイガー」として2015年にリスタート。日本が誇るシューズテクノロジーをブランドのコアとし、デザインは当時のフォルムを踏襲しながらも、独自の素材使いやカラーリングで他とは一線を画す仕上がりになっている。欧米を中心に幅広く支持を集めているレトロランニングシューズ「ゲルライト(GEL-LYTE)」シリーズや、同シリーズをリデザインした「ゲルライト スリー(GEL-LYTE Ⅲ)」、GTシリーズなどを続々と復刻・リリースしている。
Onitsuka Tiger(オニツカタイガー)
「オニツカタイガー」を展開するオニツカ株式会社(1949年設立)は1977年に他社との経営統合を行い、「アシックス」へと改名。このタイミングでブランドは消滅した。その25年後の2002年、ヨーロッパでレトロシューズが大きなトレンドとなったことを受けて、アシックス社が「オニツカタイガー」ブランドをリバイバル。「オニツカタイガー」は「アシックスタイガー」と同じく復刻ブランドで、1960年代~1970年代を彷彿とさせるスニーカーをラインアップしている。かつて競技用だったシューズはタウンユース用シューズにアップデイトされ、ファッションアイテムとして愛されるように生まれ変わった。新たにデザインされたウェアやバッグにも伝統のディティールとファッションマインドを両立する、「オニツカタイガー」のこだわりが表現されている。
ATHLETA(アスレタ)
「アスレタ」は、ブラジル発祥のスポーツブランドである。1935年、ブラジルのマリャリーア・サンタイザベル社により誕生。現在は、日本の「株式会社アスレタ」がブランドを管理している。BROOKS(ブルックス)
ランニングシューズの専門ブランド。1914年、創始者のジョン・ブルックス・ゴールデンバーグがアメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアで、革製のバスシューズ(プールや海水浴用シューズ)とバレエシューズの製造を行う「ブルックス・シューカンパニー」を設立。
1970年代のアメリカでのジョギングブームでランニングシューズの開発に軸足を定める。そして、2001年にはランニングシューズ、アパレル、ギアに特化したブランドになる。
Babolat(バボラ)
「バボラ」は、フランスリヨンに本社を置く、フランスのラケットスポーツ専門メーカーである。テニス、バドミントン、パデル向けの幅広い製品を提供する、ラケットスポーツ愛好家のためのブランド。BURTON(バートン)
1977年、アメリカ・バーモント州にて、ジェイク・バートン・カーペンターがBurton Snowboardsを設立。ブランドの誕生以来、アウトドアでの過ごし方を革新するために尽力している。「バートン」は、画期的なプロダクトライン、リゾートに対するスノーボードの認知を促す草の根的努力、そしてトップレベルのスノーボーダーを集めたチームなどにより、世界中でスノーボーディングの成長を加速させてきた。
Champion(チャンピオン)
アメリカ合衆国のスポーツウェアブランド。Columbia(コロンビア)
米国オレゴン州で、1938年に誕生したアウトドアウェアブランド。Callaway Apparel(キャロウェイ アパレル)
「キャロウェイアパレル」は、アメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置くゴルフ用品メーカー「キャロウェイゴルフ(Callaway Golf)」のアパレルブランドである。日本では、2002年に株式会社TSIグルーヴアンドスポーツとアパレルのライセンス契約を締結し、キャロウェイアパレル事業を発足。ゴルフを愛するすべてのゴルファーをファッショナブルにサポートする、着る人、見る人も魅了するゴルフウェアを目指すこととなった。
2016年7月1日を以って株式会社TSIグルーヴアンドスポーツで展開するキャロウェイアパレル事業と、キャロウェイゴルフ株式会社(キャロウェイゴルフ・カンパニーの日本法人)で展開するフットウェア事業、ヘッドウェア事業を統合した合弁会社として「キャロウェイアパレル株式会社」を発足した。
CANTERBURY(カンタベリー)
ニュージーランドで誕生したラグビーウェアブランド。DalPonte(ダウポンチ)
ブラジル発のサッカー・フットサル・スポーツブランド。1930年にブラジルでサッカーボールの製造会社として生まれた。ボールにおいてはフットサル、サッカー、バスケットボール、バレーボールと幅広く製造している。1981年にはスポーツシューズやアパレル製品の製造を開始した。
DIADORA(ディアドラ)
イタリアを代表するスポーツブランド。フットボール、テニス、ランニングなど様々な分野のスポーツ用品を、イタリアならではのデザイン・機能を追求しながら展開している。「ディアドラ」という名は、古代ギリシャ語で”神より賜れし至上の贈り物”という言葉に由来する。DESCENTE(デサント)
1935年創業の日本のスポーツウェアブランド。トップアスリートとの共同開発に基づいて、常に斬新な発想で今までにない「モノ創り」を目指し、機能美を追求した高機能、高品質、デザイン性に優れたスポーツモードを世界に提案している。第21回オリンピック冬季競技大会(2010年バンクーバーオリンピック)の日本選手団公式スポーツウェアを手がけた。
FILA(フィラ)
「フィラ」は、1911年イタリア発祥のスポーツ用品メーカー。韓国向けの販売子会社として設立された「フィラコリア」に逆買収され、現在は韓国フィラ傘下企業となっている。GRAMICCI(グラミチ)
「グラミチ」は、1982年にアメリカ・カリフォルニア州ヨセミテの小さなガレージで生まれたライフスタイルブランド。180度自然な開脚を可能にした「ガゼットクロッチ」や片手で調整できる「ウェビングベルト」など画期的なディテールとデザインはクライミングパンツにおけるひとつの完成形であり、多くのブランドがこのディテールを取り入れている。クライミングという環境で開発されたグラミチのアイテムは、フィールドを街に移しても多くの人を魅了している。gol.(ゴル)
世界中のローカルフットボールを楽しむ旅をしながら、ユニークなアイデアで表現するアパレルブランド。HEAD(ヘッド)
1950年メタルスキーの考案者であるハワード・ヘッド氏によって、スキーブランドとして誕生した。1969年には世界初のアルミ製テニスラケットを開発するなど、テニスプレイヤーの間でもその人気は高い。近年はファッション性の高いアパレルも注目を集めている。Hurley(ハーレー)
創業者であるBob Hurleyが1979年に、サーフボードのショップ「Hurley Surfboards」をアメリカ・カルフォルニア州にて開業したのがスタートとなる。その後、1999年にサーフィンをその根幹に据えつつ音楽やアートなどサーフィンカルチャーをとりまくシーンを包括的にサポートするライフスタイルブランド「Hurley」を設立した。2002年にナイキの子会社となったが、ナイキは2019年に投資会社BLUESTAR ALLIANCEにブランドを売却した。
HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)
水と共に生きる。海から山まで幅広いアウトドアシーンに対応したアイテムを展開。ブランド設立のきっかけとなったのは”船の乗組員が雨や水しぶきに耐えられるように”と作られたオイルスキンコート。hummel(ヒュンメル)
1923年創業、デンマークのライフスタイルスポーツブランド。“ヒュンメル”とはドイツ語でマルハナバチを意味する「hummel」のデンマーク語読みである。世界で初めてスタッド付きのサッカースパイクを開発。不可能を可能にするシューズと、胴体が大きく理論上飛べないとされるマルハナバチが努力を重ねて飛べるようになったという逸話を重ね合わせ、マルハナバチを意味する「hummel」をブランドネーム&ロゴに採用した。
Kappa(カッパ)
イタリア・トリノ発のグローバルスポーツブランド。フットボールウェアを中心に展開し、機能性の高さを武器にランニングやゴルフ、マルチスポーツウェアなど幅広く展開している。Kaepa(ケイパ)
1975年誕生、アメリカ生まれのスポーツブランド。機能的なスニーカー、スポーツウェア、自転車をメインに展開。KLATTERMUSEN(クレッタルムーセン)
1984年に創設された北欧はスウェーデンのアウトドアブランド。「KLATTERMUSEN」とは、山ネズミの意。ロゴマークはネズミの顔をモチーフにして作られている。スウェーデンにてバッグパックや登山用スパッツ作りから始まり、1995年頃のヨーロッパでのアウトドアブーム以来、確固たるアウトドアブランドとしてその名を馳せている。マテリアルを厳選、人間工学に基づいてデザインし、独自のディテールでの製品づくりはもちろんのこと、その製品が使用されるシーンやバックボーンを大切にしたうえで、バランスのとれた製品を提供している。
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